既存のホテル運営会社が同業者のフランチャイズチェーン経営をするという記事を意外に多く目にします。
過去は海外有名ホテルブランドとの提携が目立っていましたが、国内でも、ワシントンホテル、アパホテルなど、フランチャイズによって出店数や出店地域を拡大している会社も少なくありません。
ホテル経営では、運営ノウハウはもちろんですが、ブランドイメージを高めることによる集客効果を期待する面が大きいようです。
不動産業界でもセンチュリー21などの例があります。
こうした同業者のフランチャイズは、コンバージョンタイプのフランチャイズと呼ばれますが、フランチャイズがもたらす価値の一つです。
ブランド力に魅力を感じて同業者が加盟するというフランチャイズビジネスは、「インスタばえ」に代表される、インターネットの画像や動画の閲覧や検索が手軽に出来るようになった昨今において、その可能性が高まるのではないかと感じています。