アメリカの流通・小売業、飲食店チェーンの最低時給をアップしているというニュースをしばしば目にしていましたが、制限緩和とともに大都市では様々な仕事で人手不足が深刻になっているようです。
日本ではコロナ感染とともに、パート、アルバイトの仕事が減るなどの問題が報道されていましたが、10月以降人手不足の文字が再び行き交うのではないかと感じています。
そうした中で、ファミリーマートは無人店舗の出店強化を打ち出し、ユニクロ銀座店はショールーム化するなど、業務の効率化とともに人員配置の見直しを進めている企業もよく紹介されます。
コロナ対応など目の前の事象を追いかけることで精一杯、という向きもあるかもしれませんが、
過去言われ続けている「流通サービス業の生産性向上が待ったなし」「人手不足が深刻な事態」が再来した時に、オペレーション効率の差別が収益力の差になっていくことは想像にかたくありません。
「当社は「手技」「対面接客」がサービス品質そのものなので」という業態でも、良いサービスや生産性の向上に繋がることはありませんか?
例えば、サービスのコア部分を支える作業や段取りの効率化やピーク時間帯での売上の取り逃し、あるいは販促施策など、
「顧客」の視点」再点検して、店舗や事業所運営の効率化、人手不足への備えを進めていただければと思います。